題材の選び方(例:妖怪)
こんにちは、晴丸です。
今日は「題材の選び方」について書いていこうと思います。
書く対象として何を選ぶか。正直なところ、これは自由だとしかいいようがありません。
けれど、何を選んだらいいのかわらかない、という方もいると思います。
そういう人におすすめなのが「自分の好きなこと」です。
自分の好きなことというのは人それぞれですが、その人の中で一番濃く深い知識であることは間違いありません。
それだけ密度の高い情報があれば、書いていてネタに困ることはないと思います。
だから「好きなこと」で書くのがオススメです。
例えば、晴丸の場合は「妖怪」が好きです。
大好きです。大学の卒論でも妖怪関連の事柄を選んだくらい好きですし、遠野物語を読んで座敷童と遊んだという伝承を読んでうらやましがって泣くレベルで妖怪が好きです。
なぜ? と聞かれると困りますが、おそらく日本の妖怪の持っているアバウトさが晴丸の心を掴んで離さないのだと思います。
日本人的な妖怪と神様は存在としては同じです。ただ人間が信仰の対象としているか否かという違いしかありません。
なので日本の神様は人間を助けようとかそんな考えは一切もっていません。なんか気が向いたから手を貸してやろう、ぐらいです。しかし機嫌を損ねれば即殺されます。
そのために昔から日本人は神に様々な物を奉納してお祭りにしてきたんですね。
話がそれすぎてわけわかんなくなってきたんですが、好きなことについて書き出すと、大体みなさんこんな感じで筆が止まらなくなると思います。
ただただ書き連ねるだけでは物語にならないので、ある程度書き殴ったら、要不要を分けて、使える部分だけを組み込む……という作業が必要になりますが、ネタに困ることだけはないかなと思います。
そして、そんな妖怪への考えと深い愛情を込めて書いたのが「ひめとり!」です。
妖怪好きだ、という方にオススメです。
もしも自分の妖怪観と違うという方がいらっしゃったら是非コメントをいただけるとうれしいです。