長時間のデスクワークで引き起こされる様々な症状の緩和法
こんばんは、晴丸です。
執筆時など、長時間パソコンに向かったまま作業を続けていると肩が凝ったり、腰が痛くなったり、頭痛がしてきたりしますよね。
今日はそういった諸々の身体症状を緩和するための方法について晴丸が知っていることを書いていきたいと思います。
Q:デスクワークの疲労からくる肩こり・腰痛・頭痛はどうしたら楽になるの?
A:筋トレしよう!
なんか数日前にも似たようなことを書いていなかった? と思った方、正解です。
今日も「筋トレ」が大事だって話をするよ!
先日「執筆が滞ったら筋トレしよう!」ということを書いたら、なぜか「軽い運動をして気分転換するといいんだよね」みたいな受け取り方をされたんですが、全然違います。筋トレです。筋肉をもっとつけましょう! と晴丸は提案します。
肩こり・腰痛・頭痛の原因は主に長時間同じ姿勢をしていたことにより、特定の筋肉に負荷がかかり続けていることがあると思います。
対処法として、その張りをほぐすためにストレッチなどがよくあげられていますが。「負荷がかかり続けている」状況が打破されなければすべてはその場しのぎに過ぎません。
「負荷がかかり続けている」主な原因は姿勢の悪さです。
長時間前屈みの悪い姿勢になっているために、肩や首の筋肉が凝り固まるのです。
ですから常に「良い姿勢を保つ」ことが出来ていれば、肩こりは改善されるわけです。
Q:良い姿勢を保つにはどうしたらいいの?
A:筋トレしよう!
当たり前の話をします。
人間の肉体を支えているのは筋肉です。筋肉がなければ姿勢を保つことは出来ません。姿勢の悪い人の多くは「姿勢を保つための筋肉」が足りていないのです。
昔の晴丸もそうでした。
学生時代、肩こりとそれから起こる頭痛に悩まされていました。ですが、ジム通いをはじめ、肩と首回りの筋肉をつけたら、あっという間に肩こりが治りました。
腰痛持ちでもありましたが、背筋をつけたらあっという間に治りました。
肩こりにオススメなのはショルダープレスです。
スイマーの為のウエイトトレーニング(ショルダープレス) - YouTube
ウエイトがなくても、十二分に効果がありますので、是非お試しください。
肩こりがものすごく楽になります。
腰痛にオススメなのは、スクワットです。
お腹の脂肪+背中の脂肪まで落とすスクワット! - YouTube
スクワットは、膝頭がつま先を超えないように、おしりを後ろに突き出すように行います。
これを正しく行うと、腹筋だけでなく背筋にも効きます。
筋肉をつけて、長時間の作業に耐えうる肉体を手に入れましょう!
たまには自分の作品の話をしよう。
こんばんは、晴丸です。
創作方法などについて書いているこのブログですが、自分の作品を紹介するのをすっかり忘れていました。
なので今日は作品の宣伝 紹介です。
【作品紹介】
じいちゃんが死んだ。
俺を育ててくれた、たったひとりの大切な家族が死んでしまった。
幼くして両親を失った鏡谷幸八(かがみやゆきや)は、じいちゃんに育てられた。
そんな家庭環境を笑われ、学校でいじめられた幸八が泣いて帰ってくると、じいちゃんは縁側に腰掛け、妖怪の話をしてくれた。
犬神、雷を扱うイタチ、そして鬼の一族……。
「見ろ、幸八。これはな、じいちゃんがその昔鬼を助けた恩にもらった鬼の角笛だ。困ったときにこいつを吹いたら、鬼が飛んできて助けてくれるんだぞ」
そういってじいちゃんのくれた笛は、幸八のお守りだった。
だけど。
じいちゃんと暮らし始めてから十年が経ったその日。じいちゃんが死んだ。
ひとりぼっちの縁側で、幸八は笛を握りしめる。
笛の話が嘘だってことはわかってる。幼い自分をあやすための作り話だ。
それでも、幸八は。唯一の家族を失った幸八は。
一縷の望みへ縋るように、笛を吹くのだった。
「幸八様……ですね?」
気づくと、彼の背後に——鬼の姫が、跪いていた。
××××
晴丸の妖怪への愛と、創作への執念が形になった作品です。
これまでにこのブログに書いた方法やまだ書いていない色々なことがつめこまれています。
例えば、貴種流離譚と異種婚姻譚がこの物語のベースとなっていますが、それらについては今後書いていこうかな、と思っています。
晴丸は超正直者なのではっきりと言いますが、
買っていただけるとものすごく嬉しいです!
書けないときの対処法
こんばんは、晴丸です。
文章を書いていると、どうしても書けない、となるときがあると思います。
そんなときの晴丸の対処法について書いていこうと思います。
晴丸は、基本的に筆が進みません。
「とにかくなんでもいいから書きだせば、書けるものだ」
「行動を起こさなければやる気は起こらない」
そう聞きますが、それでもなんでも書けないよってときがあります。
Q.そんなときにどうしたらいいか?
A.筋トレしよう!
みなさんは筋トレは好きですか? 晴丸は大好きです。
筋トレは自分との勝負です。
自分の肉体をギリギリまで追い込んで、限界の限界まで到達して、もう無理だ……と思ったところからもう一度踏ん張れたとき。非常に心地良い快感が生まれます。
晴丸にとって、筋トレは肉体を鍛えるとともに根性を鍛えるものです。
筋トレの効果はそれだけではありません。
みなさんは自分の体調管理をきちんとしていますか?
文章を書くことと筋肉は無関係だと思ってはいないでしょうか?
ものすごく当たり前の話ですが、文章を書くために使っている脳みそは肉体の一部です。物理的な肉体の影響を多分に受けています。
一日に長時間執筆しようと思ったら、それを成し遂げるだけの体力が必要です。
もっと細かく言うのであれば、長時間同じ姿勢をとり続ける筋力、タイピングしつづける筋力が必要になるのです。
この筋力が足りないと、当然肉体的に疲労し、脳みその活動も鈍くなります。
人間は筋肉が無ければ動けません。筋肉をきちんと鍛えれば、より楽に身体を動かすことが出来ます。
ですから、書けないときには、まずは身体を鍛えましょう。
そして、十分な睡眠を取り、健全な肉体でいれば、文章を書くことに対する苦が減っていくと思います。
作家はクズが多い?
「作家はクズが多い」
文章だけでなく、あらゆるジャンルで創作をしている人間に対して言われる言葉だと思いますが、それは果たして真か偽か。
今日はその辺のことを書いていきたいなと思います。
個人的な結論を最初に申し上げますと「クズが多いは真」です。
「私の知ってる作家さんはみんないい人ですよ!」
「私はクズじゃない!」
こんなことを書くとおそらくこういった反論がたくさん上がると思います。晴丸もそう思います。
けどね、それでもやっぱりクズは多いんですよ!
どうして急にこんなことを書こうと思ったかというと。
これです。
企画としては「東村アキコさんのアシスタントの将来性がない男子を、知り合いのキャリアウーマンとくっつけて立派なヒモにする!」って感じです。
すごいですよね。
友人に「あのアシスタントの子達(アラサーの男子たち)は将来性あるの?」って聞かれて、彼らの将来を案じてこの『企画』にしちゃうんです。
漫画家としての成功をサポートする、というのではなく『ヒモにする企画』としてしまう。(※もちろん、漫画家になるためのサポートもなさっているのだとは思います)
『自分の漫画にして面白おかしく書きたい!』という思いがビシビシと感じられて非常に清々しいです。
作家の鏡だと思います。
「面白そうだと思ったら、それが誰かに非難される可能性があっても、ネタにしてしまう」
それが作家の性だと思います。
もちろん人によって度合いは千差万別ですが、創作をしている人間なら誰しも持っているはずです。
自分の不幸でも他人の不幸でも、ネタになると思ったらやってしまう。
そういう部分が創作する人間には少なからずあります。もちろん晴丸にも。
これが晴丸が「作家にクズが多いは真である」という理由です。
題材の選び方(例:妖怪)
こんにちは、晴丸です。
今日は「題材の選び方」について書いていこうと思います。
書く対象として何を選ぶか。正直なところ、これは自由だとしかいいようがありません。
けれど、何を選んだらいいのかわらかない、という方もいると思います。
そういう人におすすめなのが「自分の好きなこと」です。
自分の好きなことというのは人それぞれですが、その人の中で一番濃く深い知識であることは間違いありません。
それだけ密度の高い情報があれば、書いていてネタに困ることはないと思います。
だから「好きなこと」で書くのがオススメです。
例えば、晴丸の場合は「妖怪」が好きです。
大好きです。大学の卒論でも妖怪関連の事柄を選んだくらい好きですし、遠野物語を読んで座敷童と遊んだという伝承を読んでうらやましがって泣くレベルで妖怪が好きです。
なぜ? と聞かれると困りますが、おそらく日本の妖怪の持っているアバウトさが晴丸の心を掴んで離さないのだと思います。
日本人的な妖怪と神様は存在としては同じです。ただ人間が信仰の対象としているか否かという違いしかありません。
なので日本の神様は人間を助けようとかそんな考えは一切もっていません。なんか気が向いたから手を貸してやろう、ぐらいです。しかし機嫌を損ねれば即殺されます。
そのために昔から日本人は神に様々な物を奉納してお祭りにしてきたんですね。
話がそれすぎてわけわかんなくなってきたんですが、好きなことについて書き出すと、大体みなさんこんな感じで筆が止まらなくなると思います。
ただただ書き連ねるだけでは物語にならないので、ある程度書き殴ったら、要不要を分けて、使える部分だけを組み込む……という作業が必要になりますが、ネタに困ることだけはないかなと思います。
そして、そんな妖怪への考えと深い愛情を込めて書いたのが「ひめとり!」です。
妖怪好きだ、という方にオススメです。
もしも自分の妖怪観と違うという方がいらっしゃったら是非コメントをいただけるとうれしいです。
物語の組み立て方の勉強法
こんばんは、晴丸です。
今日は先日に引き続き創作論です。
物語の組み立ては「序破急」で考えるとよい、と書きました。
しかし、序破急だけではあまりにもアバウトすぎて役に立たないよ! と仰る方もたくさんいると思います。晴丸も思います。
物語の展開というのは実はとてもパターンが少ないです。
試しに、作品のジャンル・方向性が似た商業作品を数冊買ってきて分解してみると、ページ数と展開がほぼ一致します。
そのぐらい物語の組み立てパターンは少ないのです。
しかし、そういう話をするとこんなことを言う人がいるかも知れません。
「オリジナリティがないとダメだ」
新しい物語を考えたり、新人賞に投稿したりする人はいつかぶつかる言葉だと思います。ただ、物語の組み立てに限って言えば、無視しましょう。
物語の組み立てにはきちんとしたお約束があります。意図的にそれを破ることもありますが、逸脱するとそれはただの作者のわがままになり、読者が楽しむことを阻害します。
特に「物語を作るようになってある程度立ったけれど、物語の組み立て方が分からない・盛り上げ方がわからない」という人ほど、このお約束を知らない・守らないことが多いと思います。
感覚的にこれをわかっていて出来てしまう人はわざわざ勉強するまでもないですが、そうではなく、上達したいと思う人は勉強した方がいいと思います。
☆物語の組み立て方の勉強法
商業作品を細かく分解していくのが一番効果的だと、晴丸は思います。
「逆プロット」と呼ばれたりしていると思います。
分解の目安は、長編を30~40シーンです。300ページの小説であれば約5〜10ページを目安に区切っていくのがいいと思います。
これは一作品だけ試してもあまり効果はありません。
先ほども書いたように、同じジャンルの似た作品で複数やってみることをおすすめします。
それを繰り返していくと、あなたオリジナルの物語テンプレートが出来上がっているはずです。
参考になれば幸いです。
「人生に影響を与えた1冊」
今週のお題「人生に影響を与えた1冊」
こんばんは、晴丸です。
今日は晴丸の人生に影響を与えた1冊をご紹介したいと思います。
半分の月がのぼる空―looking up at the half‐moon (電撃文庫)
- 作者: 橋本紡,山本ケイジ
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2003/10
- メディア: 文庫
- 購入: 12人 クリック: 98回
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晴丸が今、文章を書いているのはこの作品のせいです。
この作品と出会わなければ、文章を書いてどうこうしようなんてこと思いませんでした。
「半分の月がのぼる空」を読んだのは高校一年生の冬でした。
その年の夏、ちっぽけな理由から一生モノの怪我をした晴丸は小学生の頃から打ち込んでいたスポーツが出来なくなり、いろんなことに対して無気力でした。
無気力無感動、なにをしてもなにも感じない。そんなときに読んだのが「半月」です。
この作品に直接、当時の晴丸を勇気づけるような件はありません。ただ、一人の男の子が一人の女の子と懸命に向き合う、それだけの物語です。
ただただ、打ちのめされました。
物語に、こんな風に人に影響を与える力があるのだと思い知らされました。
こんな物語を書いてみたい、と思ってしまいました。
その結果が、今になります。
当時とは創作に対するスタンスや気持ちもだいぶ変わってしまいましたが、晴丸の創作の根底には今もまだこの時の気持ちが少なからず残っていると思います。
いつかこの作品のように、誰かの心を撃ち抜く作品を作れたら……。